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ギャンブラー(スターリング)ボートメンテナンス
GAMBLER Sterling 2200 /w Mercury Racing 300XS のE/Gコンフォートチェックを実施させて頂きエロエロイロイロ診させて頂きました。
ギャンブラーボート整備艇をファクトリーガレージに入庫
普段はリフトでバスボートを移動させますが、庫内でのチョイ移動にはトラックストレーラードーリーが便利です。
バスボート船外機の点検
4ストと2ストでは点検内容は少し異なりますが、点検実施の際はいつもバッテリーCCA状態の点検から開始しトリム、チルト周りの可動部分、ダイアグでエンジンアワーやトラブル履歴の点検、クランキング状態やそれに付随する箇所の点検、静的や動的の単体テスト、消耗品類のチェックや交換更にボルトナット類の緩みの点検、増し締め等々重要な箇所を点検して行きます。
今回はいきなりバッテリー🔋が完全アウトで取り敢えずブースターを接続して点検です。
マーキュリー船外機 ロワーユニット点検
ギアオイルの交換とプロペラ、ハブやシャフト周りを点検し必要に応じロワーを取り外し分解整備を行います。
ボイジャーバッテリー交換
スターリングのバッテリーストレージはちょっと変わった所にありドライバーズとパッセンジャーシートの間のセンターシートを取外すとライブウェルのユニット類と一緒に格納されておりトローリングモーター用のバッテリーはセンターのバウストレージに設置されています。
ギャンブラーボートのドライバーからの目線
メンテとは関係の無い余談ですが、ギャンブラーの運転時の目線は低くプレーニング後の走行状態時はさほど気になりませんが、ホールショットの際やトレーラに乗せる際のランチング時はかなり前方視認性が悪くスターリングには以下写真のようにシートに工夫が施されています。
ギャンブラーボートスターリングのシート
座面前方部分で足のヒザ裏の膕(ヒカガミ)が当たる部分をリフトアップし座面を上げることにより視認性が確保できます。ちょっと面倒ですが、見にくいよりはましです・・。
ギャンブラー スターリングのコンソールストレージ
スターリングは色々他社バスボートブランドと異なった工夫がされていますが、コンソールにも便利な工夫がされています。
ギャンブラースターリング コンソールストレージの 閉開 はコンソール下のレバーを操作することによりドアが開きストレージとなっています。そこそこの量(50リットルくらいかな?)の物を入れておくことができます。
ギャンブラーボート実走点検
点検後は試乗し陸上では確認できない実際負荷が掛かる状態での稼働状態をチェックします。
ギャンブラースターリング操船操作
ギャンブラースターリングの操船も他社バスボートメーカーとは少し違った機構が備わっており(写真を撮り忘れ)旧モデルのギャンブラーにも付属するモデルがありますが、トリムタブというフラップをホールショット時に操作します。これを操作しないと一生ホールショットの状態が続きプレーンに入ることができません。また、慣れるまで少し頭がこんがらがりますがトリム操作もフットトリムとなっており航走時は左足でトリム操作を行います。
バスボート整備の最終チェックと掃除
試乗点検を完了すると最終の点検と掃除を同時に行い完成となります。
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